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毛髪診断士が教える、40代男性の正しい薄毛対策

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ハゲ活編集長金井伸一(毛髪診断士)
【記事監修】
金井 伸一(毛髪診断士)
AGAの悩み解消につながる情報をお届けします!

まだまだ男として魅力的でありたい40代ですが、昔に比べて髪のボリュームが減り、頭皮が透けて見えてきたと悩んでいる人も多いと思います。

とある育毛サロンが行ったアンケート調査によると、40代の45.4%が「脱毛が進んでいると感じる」と回答しています。

男性が薄毛になる原因のほとんどはAGA(男性型脱毛症)です。早い人は10代で薄毛になり始めますが、40代になってAGAが発症し薄毛になる人も少なくありません。

AGAは進行性であり、発症してしまったら完治させる方法はありません。しかし、正しい対策を行うことで今よりも増やしたり、この先10年20年とフサフサの髪の毛を維持することは可能です。筆者は20代前半でAGAになり、この記事を書いている時点で42歳ですが、正しい対策を続けてきたおかげで今もなんとか髪の毛の量を保っています。

ここでは、40代男性の薄毛事情について説明するとともに、40代男性が行うべき正しい薄毛対策について詳しく説明します。

40代男性の薄毛事情

40代男性のイメージ画像

薄毛はとても深い悩みです。中には自虐的な笑い話にしている人もいますが、そういった方はごく少数で、周囲に相談できず悩みを抱えている人がほとんどでしょう。

しかし、日本の成人男性の3人に1人は薄毛であり、その数は約1,260万人です。そして40代ともなれば、多くの人がなにかしらの薄毛対策を行っています。

ここでは40代男性の薄毛事情について説明します。

40代男性の45.4%が薄毛を実感している

以下の表は10代~60代の男性に対し、脱毛が進行していると思うか聞いたアンケート結果を年代別にまとめたものです。

アンケートに対し「ひどく進んでいる」「進んでいる」「やや進んでいる」と回答した人を「脱毛が進んでいると感じている人」として割合を出し、人口統計から人数を算出しています。

  男性人口(千人) 脱毛が進んでいると
感じている人の割合
脱毛が進んでいると
感じている人の推計値(千人)
10代(15~19歳) 3,064 10.5% 322
20代(20~29歳) 6,565 25.8% 1,694
30代(30~39歳) 8,479 38.2% 3,239
40代(40~49歳) 8,874 45.4% 4,029
50代(50~59歳) 7,668 53.4% 4,095
60代(60~69歳) 1,8220 60.5% 11,023

引用:https://www.reve21.co.jp/files/2013/10/73d1dbbbd47e1ae3b9fdadc31b4b71c4.pdf

年齢があがるにつれて薄毛が進んでいると感じている人が増加しており、40代では半数近い45.4%の方が「薄毛が進んでいると感じている」と回答しています。

薄毛になり始める年齢は20代30代が多いですが、40代から薄毛が気になり始める方も少なくありません。

40代男性の61.5%がなにかしらの薄毛対策を行っている

続いて、行っている薄毛対策を年代別に見てみましょう。以下の表はBeauty総研が2014年1月に行った「薄毛に関する意識調査」において、行っている薄毛対策を年代別にまとめたものです。

20代 30代 40代 50代
シャンプー・トリートメント(22.7%) 市販の育毛エッセンス等(23.1%) 市販の育毛エッセンス等(25.2%) 市販の育毛エッセンス等(28.8%)
市販の育毛エッセンス等(18.2%) シャンプー・トリートメント(22.4%) シャンプー・トリートメント(20.9%) シャンプー・トリートメント(16.2%)
効果のありそうな食品(13.6%) 睡眠を多くとる(12.7%) 市販薬・漢方(7.6%) 市販薬・漢方(10.0%)
サロンでヘッドスパ(9.1%) 食事に気をつかう(11.2%) 睡眠を多くとる(7.6%) 食事に気をつかう(6.1%)
睡眠を多くとる(9.1%) 湯舟につかる(11.2%) 食事に気をつかう(7.6%) 個人取り寄せの薬・漢方(4.2%)
食事に気をつかう(9.1%) 道具を使って自宅でマッサージ(4.2%)

引用:https://hba.beauty.hotpepper.jp/wp/wp-content/uploads/2014/12/usuge201401.pdf

上記の表から40代の薄毛対策をグラフ化したものが以下となります。

40代男性の薄毛対策グラフ

40代男性が行っている薄毛対策として最も多いのが「市販の育毛エッセンス等」となり、次いで「シャンプー・トリートメント」という結果になりました。

「市販の育毛エッセンス等」について具体的な商品名まで書かれていませんが、恐らくはドラッグストア等で販売されている医薬部外品の育毛剤ではないかと推測されます。ただし、あくまでも医薬部外品であり、薄毛予防として使うのであれば良いかもしれませんが、すでに薄毛になってしまっている人におすすめする薄毛対策ではありません。

また、2番目に多い「シャンプー・トリートメント」ですが、シャンプーは頭皮の環境を整える意味で大切ですが、それによって薄毛の進行が止まったり発毛するという効果はありません。育毛剤同様、すでに薄毛が進んでいる人におすすめする薄毛対策ではありません。

薬をつかった対策を行う人も増える年代

育毛剤、シャンプーについで多い薄毛対策として「市販薬・漢方」が3番目に入っています。20代、30代では見られなかった薄毛対策ですが、40代では「市販薬・漢方」を使い始める人が増えています。

具体的にどんな薬かは書かれていませんが、恐らくドラッグストアで購入できるリアップなど、ミノキシジルを有効成分とした発毛剤ではないかと推測されます。ミノキシジルの発毛剤は医薬品であり、すでに薄毛が進行している人に対しても確かな効果が期待できる薄毛対策です。

日本皮膚科学会が公開しているガイドラインにおいても、ミノキシジルを有効成分として発毛剤の推奨レベルは最も高い「ランクA(行うよう強く勧める)」を獲得しています。

ミノキシジルを推奨するガイドラインの画像

参照:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

40代からより効果が高い薄毛対策を始める人が増えることから、40代男性の薄毛の悩みがより強いものであることがわかります。

男性が薄毛になる原因はAGA(男性型脱毛症)

男性の薄毛はストレスや食生活など様々なことが原因として言われてきましたが、今ではAGA(男性型脱毛症)が原因であることが科学的に解明されています

ここではAGAによって薄毛になる仕組みについて詳しく解説します。

AGAとは

AGA(Androgenetic Alopeciaの略)とは男性型脱毛症の事で、男性ホルモンの影響で前頭部や頭頂部が薄くなっていく症状です。

AGAは進行性であり、発症すると薄毛はどんどん進行します。薄くなり始める部分は人によって異なり、主に以下の3パターンがあります。

  • M字・生え際部分から薄くなるパターン(M型)
  • 前頭部から薄くなるパターン(U型)
  • 頭頂部から薄くなるパターン(O型)

以下の図はAGAによる薄毛の進行パターンです。どこから薄くなり始めたとしても、最終的にはAGAの影響を受けない側頭部と後頭部の髪の毛を残し、ツルツルのハゲ頭になります。

AGAタイプ別進行パターン

AGAで薄毛になる仕組み

AGAで薄毛になる理由は、ヘアサイクルが乱れて髪の毛が成長する期間(成長期)が短くなり、十分な太さや長さまで育たないことです。

髪の毛は生えてから抜けるまで、成長期→退行期→休止期という周期を繰り返します。これをヘアサイクルと呼びます。正常なヘアサイクルの周期は2年~6年で1周し、この期間に髪の毛は太く長く成長します。ヘアサイクルは一生のうちに40~50回程度繰り返します。

ヘアサイクルについて説明するイラスト画像│髪の毛は「成長期(約2~6年)」→「退行期(約2週間)」→「休止期(約3~4ヶ月)」を1回のサイクルとし、繰り返す。

しかし、AGAの人はこのサイクルの成長期が数ヶ月~1年と極端に短くなっています。そして髪の毛が成長しきる前に、退行期→休止期と進んで抜け落ちてしまいます。

結果として、細く短いうぶ毛状態の髪が多くなったり抜ける本数が増えて、髪全体のボリュームが減って頭皮が透けて見える状態になります。

AGAが発症している時と正常時の、ヘアサイクルの期間の違いを説明した画像。│AGAが発症している場合、成長期が数ヶ月~1年と大幅に短くなる。

ヘアサイクルが乱れる原因はDHT

ヘアサイクルの乱れは、男性ホルモンが変異したDHT(ジヒドロテストステロン)が原因です。男性ホルモンとは95%をテストステロンが占めており、ヒゲや体毛の成長、ガッシリとした体格を形成するのに作用します。そのテストステロンが5α-リアクターゼという酵素と結びついてDHTが生成されます。

そしてDHTが髪の毛の基となる毛母細胞にある男性ホルモン受容体(レセプター)と結合し、毛母細胞の成長を邪魔します。その結果、ヘアサイクルが極端に短くなり、薄毛になりやすくなります。

40代におすすめの薄毛対策

女性看護師が笑顔で人差し指を立てている画像

薄毛の原因がAGAであれば、正しい治療を受けることで40代でも薄毛を改善し、フサフサな髪の毛を長い間維持することが可能です。

AGAは進行性です。治療をせずに放置したり、間違った対策をしていると薄毛はどんどん進行します。大切なことは1日でも早く正しい治療を受けることです。

40代男性におすすめする薄毛対策は以下の3つです。

  • AGA治療専門クリニックでの薬治療
  • 自毛植毛
  • カツラ・ウィッグ・増毛

それぞれの対策について、以下に詳しく解説します。

薬による治療

AGAの原因となる物質はDHT(ジヒドロテストステロン)であり、薬による治療はこのDHTの発生を抑制します。

治療に使われる主な薬と効果

AGA治療に使われる薬には、主に以下の3種類があります。

  • プロペシア(フィナステリド)
  • ザガーロ(デュタステリド)
  • ミノキシジル

それぞれの薬について説明します。

プロペシア(フィナステリド)

フィナステリド(プロペシア)の効果について説明する画像│現状維持の薬であり、男性ホルモン(テストステロン)と還元酵素(5αリダクターゼ)の結合を阻害して、AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑制する。

プロペシア(有効成分:フィナステリド)は、元々前立腺肥大の治療薬として1993年にアメリカのFDA(食品薬品局)に認可された薬です。臨床試験を行う過程で薄毛を改善する効果が確認され、育毛剤として研究が進み1997年にAGA治療薬として認可されました。

日本国内では2005年からMSD社(旧万有製薬)が販売している他、フィナステリドを有効成分としたプロペシアの後発医薬品(ジェネリック)が製薬各社から販売されています。

プロペシア(フィナステリド)の効果

プロペシアの効果はAGAの進行遅延です。有効成分であるフィナステリドが5α-リダクターゼに働きかけ、5α-リダクターゼとテストステロンの結合を阻害します。そして、AGAの原因物質であるDHTの生成を妨げる事で、薄毛の進行を遅延させます。

実際にAGAが改善されるかの臨床試験を3年間かけて行った結果、以下のような結果が出ました。

  • 服用から1年…58%が改善
  • 服用から2年…68%が改善
  • 服用から3年…78%が改善

プロペシアの効果はあくまでもAGAの進行遅延であり、発毛ではありません。薄毛の人は今よりも増やしたい、発毛したいという人が多いと思いますが、そもそも発毛するためにもAGAの進行を止めるということは必須です。つまり、プロペシアはAGA治療において必須の薬といえます。

ザガーロ(デュタステリド)

ザガーロ(デュタステリド)現状維持の薬。AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑制します。Ⅰ型・Ⅱ型どちらの還元酵素(5α-リダクターゼ)にも作用し、プロペシア(フィナステリド)よりも高い効果が期待できます。

ザガーロ(有効成分:デュタステリド)もプロペシア同様、元々は前立腺肥大の治療薬でした。2015年にグラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)が厚生労働省から認可を受けた薬で、2016年から日本国内で販売が開始されました。

ザガーロ(デュタステリド)の効果

ザガーロの作用はプロペシアと似ており、5α-リダクターゼに作用してテストステロンとの結合を阻害し、DHTの発生を抑制、AGAの進行を遅延させます。しかし、ザガーロはプロペシアよりも効果が高いと言われています。

5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型があり、Ⅰ型は主に側頭部や後頭部、Ⅱ型は主に前頭部や頭頂部に多く存在しています。プロペシアはこのうちⅡ型の5α-リダクターゼにのみ作用します。

その点、ザガーロはⅠ型・Ⅱ型のどちらにも作用し、さらにⅡ型への効力はプロペシアと比較して約3倍と言われています。また、ザガーロは薄毛の進行遅延のみにとどまらず、発毛効果もあると期待されています。

プロペシアと同様にAGA治療には必須の薬ですが、どちらかを服用すれば良いものであり、プロペシアと両方服用する必要はありません。

ミノキシジル

ミノキシジルの効果について説明する画像│発毛する薬であり、血管を拡張して結構を良くし、発毛に必要な栄養素を毛包にたくさん供給。細胞分裂を促して髪を太く、長く成長させる。

ミノキシジルは、1960年代にファイザー株式会社から高血圧の治療薬として販売されました。服用した患者の体毛が濃くなったことからAGA治療薬として臨床試験が行われ、現在では発毛剤として使用されるようになりました。

ミノキシジルの効果

ミノキシジルはAGA治療において発毛促進の目的で使用されています。ミノキシジルで発毛が促進される理由は以下の2つです。

  • 血管を拡張させて血流が良くなる事で、毛包に多くの栄養が供給される
  • 毛母細胞を活性化させ、髪の毛の成長を促す

今よりも増やしたい、発毛したいという場合、プロペシア(またはザガーロ)とミノキシジルを合せて服用することか基本的なAGA治療です。

こんな人におすすめ

薬による治療は以下のような人におすすめです。

自毛で増やしたい人

カツラやウィッグ、増毛はあくまでも人工の髪の毛で薄毛を隠す方法です。また、カツラなどは見た目が急激に変化しますので、周囲から驚かれてしまいます。

薬による治療は自毛を太く長く成長させ、量を増やすことで自然に透け感を解消してくれます。

手間をかけずに発毛したい人

薬による治療は1日に1回薬を服用するだけです。仕事が忙しい人でも無理なく続けることが出来ます。

毎月の費用を抑えて発毛したい人

薬による治療は保険適用外となり、治療費は全額自己負担となります。そう聞くと高そうに思うかもしれませんが、AGAの進行を遅延させるフィナステリドだけであれば1ヶ月3,000円程度で処方してくれるクリニックもあります。

また、発毛効果のあるミノキシジルを併用した場合も月15,000円程度で治療が出来ます。ミノキシジルは飲み続ける必要はなく、満足できるくらい発毛したらフィナステリドだけにして費用を節約することも可能です。

※AGA治療は保険適用外となり、クリニックによって治療費(薬代)が異なります。

デメリット

高い効果が期待できる薬による治療ですが、デメリットも存在します。

副作用のリスクがある

AGA治療薬は医薬品である以上、副作用があります。

DHTの発生を抑止する効果があるプロペシア(フィナステリド)、ザガーロ(デュタステリド)の主な副作用は以下の通りです。

  • リビドー低下(性欲減退)
  • ED(勃起不全)

プロペシアの副作用について詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

サムネイルプロペシア(フィナステリド)の副作用を臨床試験データを元に詳しく解説
【記事監修】 金井 伸一(毛髪診断士) AGAの悩み解消につながる情報をお届けします! AGA(男性型脱毛症)の治療薬でも...

ミノキシジルの主な副作用は以下の通りです。

  • 初期脱毛
  • 体毛が濃くなる
  • 顔や足のむくみ
  • 低血圧
  • 動悸
  • めまい・立ちくらみ
  • 肝臓への影響

ミノキシジルの副作用について詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

サムネイルミノキシジルの副作用7つと今すぐできる対処法
【記事監修】 金井 伸一(毛髪診断士) AGAの悩み解消につながる情報をお届けします! ミノキシジルは唯一発毛効果が確...

発毛まで時間がかかる

AGA治療薬は服用を始めてすぐに髪が増えるものではありません。AGA治療薬は乱れたヘアサイクルを正常に戻し、髪の毛が長く太く成長する手助けをする薬です。

髪の毛が成長する速度は1日約0.4mmと言われており、1ヶ月でおよそ12mmです。個人差はありますが、見た目の変化を実感するまで最低でも6ヶ月程度は必要です。いますぐ薄毛を隠したいという人にはおすすめできません。

永続的に治療費がかかる

AGA治療薬は服用している間しか効果を得られません。満足できるくらい発毛したからと言って薬の服用を中止してしまえば、再びAGAは進行して薄毛に戻ってしまいます。

そのため、発毛した状態を維持したいのであれば薬を飲み続ける必要があります。

自毛植毛

自毛植毛とは、AGAの影響を受けない後頭部や側頭部から頭髪を採取して、薄毛が気になる部分に植毛する外科治療です。日本皮膚科学会のガイドラインでもBランク(行うよう勧める)の評価を得ています。

自毛植毛の推奨ランクを説明するガイドラインの画像

参照:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

こんな人におすすめ

自毛植毛は以下のような人におすすめです。

M字や生え際を増やしたい人

M字や生え際は人目につく部分であり、早くなんとかしたいという人も多いでしょう。しかし、M字や生え際は薬による治療では効果が出るまでに時間がかかる部分です。長く薬による治療を受けても満足いくほどの効果が得られないケースもあります。その点、自毛植毛はM字や生え際でもほぼ確実に増やすことが出来ます。

薬の副作用が心配な人

薬を服用する必要がないため、副作用の心配はありません。

薄毛がかなり進行している人

乱れたヘアサイクルは少しずつ改善していく性質があるため、薄毛は進行が進んでいるほど薬による発毛には時間がかかります。その点、自毛植毛は薄毛の進行状況に関わらず増やすことが出来ます。

デメリット

以下、自毛植毛のデメリットを説明します。

植毛できる量に限りがある

植毛する毛根は後頭部から採取します。大量に採取してしまうと後頭部が薄くなってしまうため、採取できる数には限りがあります。

そのため、頭部全体を十分な密度でカバーすることは難しいでしょう。M字や生え際など、特に気になる部分にピンポイントで植毛することをおすすめします。

手術後のダウンタイムがある

自毛植毛にはいくつかの方法がありますが、FUT法(ストリップ法)といって後頭部の皮膚をメスで切り取る方法の場合、傷口が回復するまでの期間(ダウンタイム)が必要になります。

また、メスを使用しないFUE法という方法もありますが、採取する際に後頭部の毛を刈り上げるため、刈り上げ部分の髪の毛が他の部分と同じ長さになるまでにも数ヶ月必要になります。

手術費用が高額

自毛植毛の費用は植毛する量によって異なりますが、安くはありません。例えばM字や生え際への植毛だとしても100万円~150万円程度が必要になることがあります。

薬による治療のようにランニングコストはかかりませんが、一度にまとまった費用が必要になります。

カツラ・ウィッグ・増毛

カツラ・ウィッグ・増毛はすぐに髪の毛を増やしたい、薄毛を隠したい方に有効です。

しかし40代であれば、AGA治療によって自毛での改善を期待できる年代なのでまずは薬による治療を試し、満足できなかった時の最終手段として検討することをおすすめします。

こんな人におすすめ

今すぐ確実に薄毛を隠したい人

装着することで短期間で確実に薄毛を隠すことが出来ます。同窓会がある、結婚式など写真に残るイベントにフサフサ頭で出席したいといった方にはおすすめです。

AGAがかなり進行し薄毛の範囲が広い人

薄毛が広範囲に広がっている人であっても広範囲を隠すことが出来ます。自毛植毛の場合は増やせる量に限りがありますが、カツラ等であれば希望に応じた量に調整することが出来ます。

デメリット

自毛が増えるわけではない

カツラ等は人工の毛を使って薄毛を隠す方法であり、根本的な薄毛対策ではありません。カツラ等を着脱する手間や、定期的なメンテナンスは必須となります。

購入費用、メンテナンス費用、買い替え費用が必要

カツラ・ウィッグ・増毛は購入時の初期費用だけではなくメンテナンス費用も必要になってきます。また長く使用していくには買い替え費用も必要となってくるのでランニングコストがかかります。

定期的なメンテナンスが必須

カツラ・ウィッグは使用していれば日常生活でダメージを受け、破けるなどして修理や買い替えが必要になります。また、自毛に取り付けるタイプの増毛も、自毛の伸びに合わせて定期的なメンテナンスが必要となってきます。

定額制のスヴェンソンがおススメ

カツラ・ウィッグ・増毛ではスヴェンソンがおススメです。毎月決まった金額の定額制という点が安心ですし、独自の特許技術である自毛への編み込み式により、24時間取り外すことなく自毛と同じライフスタイルを送ることができます。

スヴェンソンについて詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

サムネイルスヴェンソンの悪い評判・デメリット【無料増毛体験を受けてわかったこと】
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40代にあまりおすすめしない薄毛対策

手でバツマークを作る女性看護師の画像

ここでは、40代男性におすすめしない薄毛対策について、その理由も交えて詳しく説明します。

育毛剤

育毛剤は非常に多くの種類が発売されており、有効成分として配合されている成分も様々です。以下の画像は、日本皮膚科学会のガイドラインにおける、主な育毛剤成分の推奨レベルです。

育毛剤に含まれる成分の推奨ランクを説明するガイドラインの画像

参照:https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

アデノシンは推奨度Bの評価をされていますが、その他の成分についてはすべてC1評価です。BとC1の評価は以下のとおりです。

  • B・・・行うよう勧める
  • C1・・・行ってもよい

薄毛の原因であるAGAの改善に期待が出来ない

育毛剤はあくまでも薄毛予防や現状維持を考えている人が使用するものという位置づけにあます。

薄毛が進行していて「今よりも増やしたい」と考えている人が育毛剤を使っても期待通りの効果は得られませんので注意しましょう。

使用中もAGAは進行する

何度も説明しているとおり、AGAは進行性です。正しい対策を行わなければ薄毛はどんどん進行していきます。まだ薄毛になっていない人が予防として育毛剤を使用することは問題ありませんが、すでにAGAが発症し薄毛になっている人の場合、育毛剤の効果を吟味している間にも薄毛はどんどん進行します。

育毛剤ではなく発毛剤なら効果はある

「発毛剤」と「育毛剤」は言葉のニュアンスが似ていますが、全くの別物です。主に以下のような違いがあります。

  • 発毛剤…有効成分がミノキシジル。医薬品であり発毛効果がある
  • 育毛剤…ミノキシジルが含まれていない。医薬部外品や化粧品という扱い

ドラッグストアでも購入できる発毛剤としては、リアップX5プラスやメディカルミノキ5といった商品があります。育毛剤ではなく、ミノキシジルが配合されたこれらの発毛剤を選ぶようにしましょう。

育毛サロンによる頭皮ケア

育毛サロンで行っている施術は頭皮の環境を整えることで脱毛を防ぐサービスです。医療行為ではなく民間療法であり、AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の発生を阻害する効果も、ヘアサイクルを改善する効果もありません。

頭皮環境を改善してもAGAの進行は止められない

脱毛症の中には脂漏性皮膚炎といって、皮脂の過剰分泌によって脱毛となるケースもあります。ただし、このケースで薄毛になることは稀であり、男性の薄毛原因のほとんどはAGAです。脱毛症の原因が脂漏性皮膚炎であれば一定の効果はあるかもしれませんが、AGAが原因の薄毛男性が施術を受けても効果は期待できません。

薬による治療や自毛植毛と比較してコスパが悪い

一般的に育毛サロンの費用は非常に高額です。年間100万円かかることもザラで、高いサロンになると年間2~300万円近いコースもあります。それだけのお金をかけるのであれば、AGA治療や自毛植毛の方が満足できる結果を得ることになるでしょう。

人工毛植毛

人工毛植毛とは、人工的に作られた髪の毛を頭皮に植える方法です。自分の毛を移植する自毛植毛とは全く別の施術です。

自毛ではないため植毛しても成長しない

当然ですが、人工毛には髪の毛を成長させる毛根はありません。そのため植えた人工毛が成長することはありません。自毛植毛は自分の毛を毛根ごと移植するため、植毛していない毛と同様に成長するという点が大きな違いです。

植え込む際に自毛にダメージを与える

頭皮には1平方センチあたり50~80個の毛根が存在します。密度の高さゆえ、人工毛を植毛する際に健康な毛根が破壊される可能性があります。当然ですが破壊された毛根からは二度と毛が生えてくることはありません。

正しいシャンプーの選び方とやり方

シャンプー

もしあなたが「シャンプーで薄毛は治る、発毛する」と考えているとすれば、それは間違いです。シャンプーは医薬品ではありませんので、薄毛の原因であるAGA(男性型脱毛症)を治療したり、発毛したりという効果はありません。

しかし、薬による治療でより高い効果を得るためにも、シャンプーを疎かにしてはいけません。シャンプーは選び方も大切ですが、シャンプーの仕方、頭髪の乾かし方といった点も大切です。

シャンプーの選び方をお伝えするとともに、正しいシャンプーのやり方や乾かし方といった点についても解説します。

頭皮にあったシャンプーを選ぶ

頭皮の状態は、皮脂が多めの人、乾燥肌の人など人によって様々です。そのため、それぞれの頭皮に適したシャンプーを選ぶ必要があります。

例えば、皮脂が少なめで乾燥肌の人が洗浄力が高く皮脂を必要以上に除去してしまうシャンプーを使った場合、乾燥肌の悪化を招きます。

逆に、皮脂が多めの人が洗浄力の低いシャンプーを使っていると、十分に皮脂が洗い落とせず頭皮環境が悪化し、炎症などを招く恐れがあります。

頭皮環境の悪化は脱毛の原因にもなります。自分の頭皮にあったシャンプーを選び、必要以上の脱毛を避けるようにしましょう。

シャンプーは1日1回

朝シャンをする人もいると思いますが、シャンプーは夜に1日1回行うことが好ましいです。頭皮をしっかり洗えば薄毛になりにくいと思われがちですが、実は脱毛症のリスクを高める行為です。

皮脂は頭皮のバリア機能の役割を持っており、頭皮の乾燥や雑菌の繁殖を防ぎます。頭皮の皮脂が少ない状態になってしまうとフケや痒み、炎症の悪化により脱毛症を引き起こす要因になりますし、紫外線も浴びやすくなってしまいます。また、必要な皮脂がないことで余計に過剰な皮脂分泌を促してしまい脱毛症を引き起こしてしまうことも考えられます。

シャンプーをするタイミングですが、朝ではなく夜が好ましいです。1日の汚れがついた頭で寝ると枕に多くの汚れが付着します。頭皮環境を悪化させるのはもちろんのこと、寝返りを打った時に顔に汚れが付着して肌のトラブルの原因にもなります。整髪料をつけていればさらに悪化させる可能性もあるでしょう。また、朝は忙しい時間帯です。時間に余裕がなければシャンプーの時間が短くなったり、洗い流しが不十分になります。

指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗う

まずシャンプー剤を使う前に、お湯で整髪料や頭皮の汚れなどをすすいで落としておきましょう。シャンプー剤の泡立ちが良くなり、整髪料や頭皮の汚れが落としやすくなります。その際にはぬるま湯がおススメです。

そしてシャンプー剤はいきなり頭皮につけず、手の平で泡立ててから洗い始めましょう。その際に爪を立てると頭皮を傷つけてしまうことがあるため、指の腹を使って爪を立てないように適度な力加減で、血行を良く優しくマッサージするイメージで洗うのがおすすめです。

洗髪後は頭皮と髪を濡れたまま放置しない

生乾きのままだと菌の繁殖を招いてしまい、頭皮環境を悪化させ抜け毛の原因になります。根本は特に乾きにくいので、ドライヤーでまずは根本から乾かしましょう。

毛流れに逆らうように乾かしてあげると髪にボリュームが出ます。毛先を乾かすときは逆に毛先に向けて乾かしましょう。逆らって乾かすとパサパサしてしまいます。

仕上げに冷風を使うのもおすすめです。髪の形は熱が冷めた時にかたまりますし、パサつきも防いでくれます。

シャンプーの選び方と正しい洗い方について詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

薄毛の人必見!シャンプー選びの4つのポイントと正しい洗い方
【記事監修】 金井 伸一(毛髪診断士) AGAの悩み解消につながる情報をお届けします! 薄毛が気になりはじめ、「薄毛に...

まとめ

以上、40代男性におすすめの薄毛対策について解説しました。

男性が薄毛になる原因はAGAであり、進行性です。間違った対策をしているうちに薄毛はどんどん進行します。

しかし、正しい対策を行えばAGAの進行を止めることが出来るだけでなく、今よりも髪の毛を増やすこともできます。この先10年20年と、フサフサな髪を維持することができるのです。

ついつい育毛剤など気軽に始められる薄毛対策をしてしまいがちですが、まずは薬による治療がどのようなものなのか、専門のドクターに話を聞いてみることをおススメします。

AGA治療を専門に行っているクリニックのほとんどは、初回の相談であるカウンセリングを無料で行っています。薄毛が気になる人は一度相談してみるとよいでしょう。

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金井 伸一

金井 伸一

毛髪診断士。「ハゲ活」編集長。25歳で頭頂部から薄くなりあっという間に若ハゲになる。20代30代のほぼ全てをAGA治療に費やす。通院したクリニックの数は10以上。AGA治療に関するお役立ち情報をお届けします。

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