ハゲ活編集部紹介
金井 伸一(かない しんいち)
毛髪診断士・ハゲ活編集長
プロフィール | |
生年月日 | 1976年2月5日 |
現在行っている薄毛対策 | フィナステリド(1mg)、ミノキシジルタブレット(5mg)、ミノキシジル外用薬(メディカルミノキ5) |
趣味 | 草野球 |
薄毛で悩んでいる方へ
ハゲ活をご覧いただきありがとうございます。
薄毛は遺伝だという話を聞いたことがあると思います。特に、母方の祖父から受け継ぐ隔世遺伝だと聞いていました。
私の父親は30代半ばで完全なバーコードハゲでしたが、母方の祖父はフサフサな髪をしており、子供心に「ハゲは隔世遺伝だから俺は大丈夫」と思っていたものでした。
ところが25歳ごろ、結婚する友人へのビデオレターでコメントをして最後にお辞儀をした時、初めて見た自分の頭頂部は満月のように地肌が透けていました。
「俺はハゲない」という確信はなくなりました。後から知ったのですが、薄毛は隔世遺伝ではなく、「両親のより強力な方の遺伝子を引き継ぐ」という無慈悲なものでした。
友人の結婚式当日の披露宴にて、ビデオレターによって出席者全員に薄くなった頭頂部を披露した時の恥ずかしさは筆舌に尽くしがたいものでした。
新婦の友人との出会いを期待していた結婚式の2次会では、私は一人隅っこに座り、いかにして失った髪の毛を取り戻すかだけを考えていました。
間違った薄毛対策に給与のすべてを注いだ青春時代
当時はまだAGAという言葉も一般的ではなく、薄毛対策と言えば「育毛剤」「育毛サロン」「カツラ」が主流でした。そして、「カツラ」以外の薄毛対策はすべて試しました。
友人たちがお給料で車を買ったり彼女と海外旅行に行ったりして青春を謳歌するなか、私は稼いだお金のほぼ全てを「育毛」に注ぎこみました。育毛サロンには3年間通い、スポーツカーが1台余裕で買えるくらいの金額を支払いました。育毛剤は3ヶ月スパンで効果を見極めて、効果がないと思えば別の商品に買い替えていました。シャンプー、育毛トニック、私の家の洗面所は育毛グッズで溢れていました。
しかし、薄毛はどんどん進行していきました。
このまま父親のように30代半ばでツルツル頭になるのかと絶望していた時、私は「医療による薄毛治療」というものを知りました。
医療による薄毛治療との出会いで人生が変わった
これまでなにをやっても効果を感じられず、多額のお金を無駄にしてきた私は疑心暗鬼でしたが、「これが最後だ」と決め、AGA治療を行うクリニックで治療を受けました。
プロペシア(フィナステリド)とミノキシジルによる薄毛治療の効果は驚くべきものでした。これまでなにをしても薄くなる一方だった頭皮に産毛が生え、1年後にはハッキリわかるくらい発毛しました。
治療を始めて2年後くらいには今と同じくらいの毛量まで復活しました。その後も治療を続け、40歳を過ぎた今でも無事に頭髪を維持しています(AGAではない人と比べると薄毛ですが)。
薄毛で悩む人のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を向上させたい
自分自身がそうだったので、薄毛の悩みが深いことはとてもよくわかります。そして、フサフサな人にその悩みが理解されないこともわかります。
確かに、薄毛でも死ぬことはありません。しかし、薄毛によってQOL、人生の幸福度が低下しないという人は少ないのではないでしょうか?フサフサな人には永遠にこの悩みは理解できないと思います。
そして、周りに相談しづらい、相談しても理解を得られないために陥るのが、誤ったネットの情報や噂を信じて間違った薄毛対策を行うことです。
私はハゲ活での情報発信を通じて、薄毛に悩む人に正しい知識を得てもらい、正しい薄毛対策を行う手助けが出来ればと考えています。
現在、最も効果的と言える薄毛対策は、プロペシアやミノキシジルといった薬による治療や自毛植毛です。しかし、そういった治療を行うクリニックは数多くあります。
どのクリニックで治療を受けても満足できるかもしれません。しかし、保険の効かない自由診療であることから治療費には差があり、また医師の専門知識にも差があるのが現状です。
そこで、私自らが多くのクリニックで治療を体験し、カウンセリングを受け、医師にインタビューを行い、総合的に満足できるクリニックはどこかを探し求めています。また、頭髪や頭皮に関する幅広い知識を得て、より正しい情報が提供できるよう、毛髪診断士の資格も取得しました。
ハゲ活をご覧になり、正しい知識を得て正しいアクションを起こしてもらい、薄毛を改善してQOLを向上してくれる。ハゲ活を通じてそういった方が増えてくれることを願っております。