ミノキシジルに耐性ができるのは何年後?耐性ができたときの4つの対処法

投稿日:2017年12月12日 更新日:

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同じ薬を飲み続けていると耐性ができて効き目が弱くなるという話は有名です。ミノキシジルも例外ではなく、長年使用して「最近効果が弱くなってきた」と思われる方は、もしかしたら耐性ができているかもしれません。

しかし、だからと言って飲む量を増やすなど間違った飲み方をしてしまうと副作用で健康を損なう可能性もあります。

ここではミノキシジルの耐性について詳しく解説するとともに、ミノキシジルを10年以上服用している筆者が、耐性ができたときの4つの対処法について説明します。

薬の耐性とは?

併用禁忌

薬を使い続けていると免疫ができて効果が弱くなることがあります。薬物耐性とも呼ばれ、耐性ができる仕組みは「組織耐性」「代謝耐性」があります。

組織耐性(機能耐性)

薬の反復投与により、その薬が作用する受容体の数が減少し効果が発揮されなくなることがあります。薬というのは細胞にある受容体と結びつくことで効果が現れます。受容体が減少するのですから効果が弱くなるのは当然です。

代謝耐性

薬の成分は肝臓でつくられる酵素によって分解されます。薬を反復投与すると、肝臓の酵素の生産能力が高くなっていきます。酵素が多くなると薬の成分が分解されやすくなるので、体内の薬の成分がすぐに薄まってしまい効果が短くなります。

どのくらい飲み続けると耐性ができる?

期間

ミノキシジルは医薬品ですので、飲み続けると耐性ができる可能性はあります。では、どのくらい飲み続けると耐性ができてしまうのか説明します。

個人差があるが数年で耐性がつくとの声が多い

実際に使用している人の口コミなどを見ると「3~4年で耐性がついた」という声が多いですが、中には5年以上問題なく使えているという人もいます。個人差によるところが大きいですが、数ヶ月で耐性がつくということはないので、年単位で身についていくものだと捉えていいと思います。

長期間の試験データがなく不明確な部分も多い

ミノキシジルを長期間服用した統計や臨床データというのが存在しないため、耐性については詳しく解明されていないというのが現状です。そのため、薬が効かなくなるというのも耐性によるものだと断定できません。

脱毛が目立ってくると薬の耐性ができて効かなくなったと思われる人が多いですが、以下のような原因も考えられます。

耐性以外に考えられる原因

  • AGAの進行で男性ホルモンの分泌が多くなった
  • 季節の変わり目による一時的な脱毛の増加
  • 生活習慣の乱れで髪の成長が停滞している

耐性ができてしまったときの4つの対処法

対処法

耐性ができて「効果がなくなってきたかも」と思う方は、以下の4つの対処法を参考にしてください。

数ヶ月~半年程度服用を中断する

休薬耐性ができてしまったら数ヶ月~半年程度の休薬期間を設けると、薬の成分が抜けて耐性がリセットされ、再び薬が効くようになります。

ただし、発毛効果が無くなりヘアサイクルもリセットされるため、薄毛は進行します。また、服用を再開した際には、服用開始初期の副作用である初期脱毛が起きる可能性があります。

休薬期間はどの程度設ければよいかですが、ミノキシジルタブレットの「LONITEN」(ファイザー)の添付文書に記載されている「多毛症」の項目には「ロニテンの使用を中止すると新しい髪の成長は止まるが、以前の状態に戻るには1~6ヶ月の期間が必要」と記載されています。

多毛症はミノキシジルの副作用です。その副作用が1~6ヶ月続くということは、その間は体内に成分が残っているということが考えられます。このことから、1~6ヶ月間ミノキシジルの使用を中断すれば耐性がリセットされると考えられます。ただし、この期間はあくまでも目安です。休薬期間には個人差がありますので自己判断はせずに、医師と相談しましょう。

一時的に服用する濃度を下げる

濃度を下げる服用を中断してしまうと薬の効果が失われ、再び薄毛が進行してしまうことが懸念されます。そこで、濃度を下げて症状の進行を抑えながら耐性を徐々に弱めていき、頃合いをみて濃度を元に戻す方法があります。

ミノキシジルには2.5mg、5mg、10mgの濃度があります。これは医師と相談しながら濃度を決める必要があるので、自己判断では行わないようにしましょう。

フィナステリドをデュタステリドに変更する

ザガーロミノキシジルを服用している人にはプロペシア(フィナステリド)と併用している人がほとんどだと思います。その場合、発毛効果が弱くなっているのはミノキシジルの耐性ではなくフィナステリドに耐性ができた可能性もあります。

フィナステリドの効果はAGAの進行遅延ですが、同じ効果のある薬として2015年に登場したのがザガーロ(デュタステリド)です。

フィナステリドとデュタステリドは5α-リダクターゼの作用を妨げ、AGAの原因であるDHTの発生を阻害します。しかし、5α-リダクターゼにはⅠ型とⅡ型があります。フィナステリドがⅡ型にしか作用しないのに対し、デュタステリドはⅠ型、Ⅱ型両方に作用することから、効果はフィナステリドよりも高いと言われています。

また、それぞれの添付書類の【効能・効果】の欄を見比べるとわかるのですが、プロペシアが「男性における男性型脱毛症の進行遅延」であるのに対し、ザガーロは「男性における男性型脱毛症」と記載されており、「進行遅延」の文言が記載されていません。

プロペシア効能

プロペシアの効能・効果

ザガーロ効能

ザガーロの効能・効果

これの意味するところですが、プロペシアはあくまでも「AGAの進行遅延(現状維持)」が目的で発毛効果がないのに対し、ザガーロは進行遅延だけでなく発毛も期待できるという意味です。

再生医療での発毛を試してみる

メセル耐性ができたと感じたら、薬以外の薄毛治療を試してみるのもおススメです。治療薬を使わない発毛方法としては、「メセル発毛HCR法」や「HARG療法」といった再生治療があります。

とくにメセル発毛HCR法はミノキシジルやフィナステリドといったAGA治療薬を一切使用せずに高い発毛効果があります。治療薬は使用しませんので薬剤耐性の心配もありません。また、薬の副作用が心配という薄毛男性からも高い支持を得ています。

サムネイル【再生医療】メセル(meSEL)発毛HCR法の効果と評判を体験者が徹底検証
現在最も主流の薄毛・発毛治療はプロペシアやミノキシジルなどAGA治療薬による方法です。しかし、「AGA治療薬の副作用が心配」「妊活...

まとめ

薬剤耐性には「組織耐性」と「代謝耐性」がある

個人差はあるが、数年で耐性がつく可能性がある

ミノキシジルの耐性を試験した臨床データがないので、はっきりしたことはわからない

耐性ではなく、別の原因で薬の効果が感じられなくなっている可能性がある

数ヶ月~半年ほど休薬期間を設けると、再び薬の効果が復活する

フィナステリドを使っている人はより効果の高いデュタステリドに変えてみる

HARG療法やメセル発毛HCR法などの再生医療を利用してみる

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金井 伸一

金井 伸一

「ハゲ活」編集長。25歳で頭頂部から薄くなりあっという間に若ハゲになる。20代30代のほぼ全てをAGA治療に費やす。通院したクリニックの数は10以上。AGA治療に関するお役立ち情報をお届けします。

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