男性型脱毛症(AGA)の7つの原因と今日から出来る対策法

投稿日:2016年10月27日 更新日:

アイキャッチ

薄毛の原因として最も多いのが男性型脱毛症です。AGA(Androgenetic Alopeciaの略)とも言われ、男性ホルモンの影響により前頭部や頭頂部の毛が一定のパターンで薄くなる症状です。20歳~59歳の成人男性3人に1人、1,260万人が男性型脱毛症(AGA)です。

一昔前までは「なぜ男性は薄毛になるのか」原因が解明されていませんでした。そのため対策法としては育毛剤やシャンプー、育毛サロンによる頭皮ケアが主流でした。

薄毛の原因はウソか本当かわからない噂のようなものが多く、テレビCMでも「毛穴に詰まったアブラが原因」と思わせるようなシャンプーや育毛サロンのCMがありますが、高いお金を払ってサロンに通ったのに全く効果がないと、国民生活センターには多数の苦情が寄せられています。

しかし、研究が進み薄毛の原因は解明され、今ではフィナステリド(プロペシア)を使った治療で薄毛は改善出来るようになりました。

正しい原因を知ることで効果のある治療を受けられるようになりますし、怪しい育毛剤や育毛サロンに無駄なお金を使うこともなくなります。

ここでは、薄毛の原因としてよく耳にする噂をその情報の信頼性として評価し、原因別の対策方法を説明します。

男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れ

噂の信頼性:★★★★★(科学的根拠のある間違いない原因)

男性型脱毛症(AGA)の原因は科学的に解明されており、原因は男性ホルモンによるヘアサイクルの乱れです。

人の髪の毛の本数は生まれた時から決まっていて、1本の髪の毛は成長期→退行期→休止期を繰り返します。これをヘアサイクルといいます。

正常なヘアサイクルの周期は2年~6年で1周し、一生のうちに15回程度のヘアサイクルを繰り返します。

ヘアサイクル

一方で男性ホルモンは、ヒゲや体毛の成長、男らしい体格や性格を形成する要素です。

男性ホルモンは95%をテストステロンが占めています。そのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びついて生成されるのがDHT(ジヒドロテストステロン)です。

DHT(ジヒドロテストステロン)は毛母細胞内の男性ホルモン受容体(レセプター)と結合して、毛母細胞の細胞分裂を抑制(成長をストップ)します。その結果、髪の毛の成長期間が短くなり、ヘアサイクルに狂いが生じるのです。

本来髪の毛は成長期間の2年~6年で太く長く成長するのですが、AGAの人はこの成長期間が数ヶ月~1年となります。そのため髪の毛が十分に成長しない内に退行期、休止期と進んで抜けてしまいます。

結果的に、生えている髪は細く短いうぶ毛が多くなって髪全体のボリュームがなくなり、抜ける本数も増えて地肌が透けて見える状態になるのです。

AGAのヘアサイクル比較

フィナステリド(プロペシア)の服用で対策が可能

男性ホルモン(DHT)によるヘアサイクルの乱れはAGAの最大の原因ですが、以前は科学的に解明されていませんでした。

そのため育毛剤や育毛サロンでの頭皮ケアで対策を行っていたのですが、現在は男性ホルモン(DHT)が原因であることが解明され、内服薬での治療が可能になりました。

その薬はフィナステリドという薬で、日本ではプロペシアの商品名でMSD社(旧万有製薬)から販売されています。

フィナステリド(プロペシア)は、テストステロンが5αリダクターゼと結合することを阻害し、DHT(ジヒドロテストステロン)が生成されることを防ぎます。

それによってヘアサイクルが正常に戻り、髪の毛は太く長く育ち、薄毛が解消されるのです。

臨床試験によると、フィナステリドを服用することで3年後には約80%の人がAGAを改善しており、98%の人がAGAの進行がストップしています。まさに薄毛に効く唯一の特効薬といえるでしょう。

プロペシアは専門クリニックや病院で処方してもらえる

プロペシアは医師の処方が必要な薬のため、ドラッグストアでは買うことが出来ません。

そのため、AGA治療の専門クリニックや脱毛症外来のある病院(皮膚科)で診察を受け処方してもらう必要があります。

中でもAGA治療の専門クリニックはプロペシアを処方するだけでなく、最新の研究結果を元に薄毛治療を行ってくれるので、100%に近い確率で薄毛を改善することが出来ます。

無料カウンセリングを無料で行っているところも多いので、プロペシアでの治療を検討したいという方は一度無料カウンセリングを受けてみることをお勧めします。

遺伝

噂の信頼性:★★★☆☆(解明されていない部分もあるが高確率で本当)

ハゲは遺伝するという噂を聞き、「自分の父親がハゲてるから、将来俺もハゲるかも・・・」と、子供の頃に絶望したことのある人は少なくないでしょう。

「ハゲは遺伝」これはかなり昔から言われていることですが、果たして本当なのでしょうか?

結論から言うと、実はハゲが遺伝するということは解明されておらず謎の部分が多いのですが、遺伝の仕組みから考えれば、100%ではないにしろ薄毛は遺伝すると考えられます。

男性の場合、精子(父親)からY染色体を、卵子(母親)からX染色体を受け継ぎます。母親から受け継ぐX染色体の中には「デンセイホルモン受容遺伝子」というものがあり、これが薄毛遺伝子であると言われています。

この「デンセイホルモン受容遺伝子」を受け継いでいる男性は、前項で説明したDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されやすい体質となり、結果的に薄毛になるのです。

母方の祖父が禿げていると危険?

私が子供の頃「ハゲの遺伝は母親の家系が関係するみたいよ」と同級生から言われたことがありますが、母親から受け継ぐX染色体の中にある「デンセイホルモン受容遺伝子」が薄毛遺伝子とすると、あながちウソではなかったということです。

将来自分が薄毛になるかどうかは母方の祖父(母親のお父さん)が薄毛かどうかに注目しましょう。母方の祖父が薄毛だと、25%の確率で薄毛が遺伝すると推測されています。

しかし、私の母方の祖父は白髪のフサフサ頭でしたが、私はしっかりハゲています。そのことを考えると、薄毛が遺伝するかどうかはまだまだ解明されていない部分が多いのだと思います。

薄毛の遺伝子を受け継いでいるかどうかは検査が出来る

AGA治療の専門クリニックでは遺伝子検査を行っているところがあります。

この検査を受けることで将来的に薄毛になるかどうかが調べられるだけでなく、単にプロペシアを処方するだけではなく、より発毛に効果のある治療を受けることができます。

毛穴に詰まった脂(皮脂)

噂の信頼性:☆☆☆☆☆(まったくのデマ。薄毛の原因ではない)

テレビを見ていると、育毛サロンやシャンプーのCMでさかんに「毛穴に詰まった脂が薄毛、抜け毛の原因」と錯覚するようなCMをしています。

そういったCMを見て高いシャンプーを買って1日に朝晩2回シャンプーをしたり、念入りに頭皮を洗ったり、挙句の果てには数百万円の契約をして育毛サロンに通って頭皮ケアをしてしまったという方はいませんか?

はい、私です。

しかし結論からいうと、毛穴に詰まった脂は薄毛の原因ではありません。もし毛穴の脂が原因だったらホームレスの男性は全員ハゲであるべきですが、実際はフサフサでロン毛の人が多いです。

男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンが関係していますが、男性ホルモンは頭皮の皮脂腺を活発にし、皮脂の分泌量を増やします。つまり、男性型脱毛症(AGA)の人の頭皮は脂っぽい特徴を持っていますが、皮脂成分が薄毛に関係していることはありません。

無知だった私はまんまと育毛サロンの無料相談に行き、マイクロスコープで毛穴に詰まった脂を見せつけられ、「うわぁ、これはひどい・・・」なんて言われて契約してしまいました。

AGAなので皮脂が多いのは当然なんですよね。あたかも皮脂が原因であると勘違いさせて高額な契約をする育毛サロン、許せません・・・。

シャンプーは安物でも薄毛には関係なし

少しでも薄毛の進行を止めたいという思いで、いかにも効果がありそうなCMを見て高いシャンプーを購入している方も多いと思います。

しかし、シャンプーは普通の庶民的な物を使い、回数は1日1回で十分です。

シャンプーは髪の毛と頭皮を洗浄するものであり、頭皮内にあり髪を作る毛包までシャンプーの成分は届きません。どれだけ良い成分が含まれている高級シャンプーを使っても全く意味がないということです。

食生活の乱れや過度なダイエット

噂の信頼性:★★★★☆(偏った食生活は薄毛が進行する原因)

一人暮らしの独身男性は外食やファーストフードが多く、食生活が偏りがちです。また、過度な食事制限のダイエットも食生活のバランスを乱してしまい、髪には良くありません。

食生活の乱れが直接AGAの原因になるというわけではありませんが、髪の毛が成長する仕組みを考えるとバランスの良い食生活は薄毛対策として効果があります。

薄毛の原因となりそうな食事というと「揚げ物」を代表とした脂っこい食事をイメージすると思います。脂質が毛穴を詰まらせて薄毛になるというイメージがあるためかもしれませんが、特別に脂っこい食事が悪いというわけではありません。

また、ワカメや昆布といった海藻類は髪に良いという話を聞いたことのある人も多いと思いますが、実際のところはどうなのでしょうか?

髪に良い栄養素は「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル(亜鉛)」の3つ

タンパク質とは体を作りエネルギー源となる栄養素です。髪の毛の99%は18種類のアミノ酸が結合してできる「ケラチンタンパク質」で構成されています。

そのため良質なたんぱく質を多く摂取することは髪の毛にとってとても大切なことです。

また、ビタミンにはタンパク質の吸収性を高める効果があります。さらに細胞の活性化、肌の保湿といった効果もあります。

亜鉛はビタミン同様にタンパク質の吸収性を高めるだけでなく、「育毛栄養素」と言われるほど薄毛の男性には積極的に摂取してもらいたい栄養素です。

「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル(亜鉛)」を効率よく摂取できる食べ物を以下に紹介します。

薄毛に良い食事

納豆

納豆の原料となる大豆には髪の毛を作るタンパク質が豊富に含まれています。また、大豆イソフラボンには女性ホルモンであるエストロゲンに似た性質があり、男性ホルモンの分泌を抑制する効果が期待できます。

さらに、納豆菌が作り出す酵素であるナットウキナーゼは血液をサラサラにする効果があり、頭皮の血行を良くする効果があります。

生牡蠣

海のミルクとも言われる牡蠣に多く含まれる亜鉛は、髪の毛の主成分であるケラチンタンパク質の合成を担う効果があります。亜鉛不足は髪の毛の成長が鈍り、脱毛にもつながります。

レバー

レバーは牛、豚、鶏の肝臓です。タンパク質と亜鉛を同時に摂取できるため、薄毛の人は是非積極的に食べたいところです。

また、ビタミンB2とB12が豊富に含まれています。ビタミンB2は毛母細胞の働きを活発にし、髪の毛の再生に関与します。

緑黄色野菜

緑黄色野菜は他の栄養素の働きをサポート役として欠かせないものです。特にビタミンA(βカロテン)は血行を促進して脱毛を抑制する効果があります。油と一緒に接種することで吸収性が高くなりますので、野菜炒めや天ぷらといったメニューがおすすめです。

代表的な緑黄色野菜としては人参、ほうれん草、小松菜、ピーマン、春菊、カボチャ、ブロッコリー、トマト、赤ピーマン、アスパラガスなどがあります。

昆布やワカメといった海藻類は髪に良い?

髪に良い食事としてよく言われるのが昆布やワカメといった海藻類ですが、特別髪に良い栄養素を含んだ食事ではありません。

髪の毛のことを考えて摂取する食事としては効率が良い食事ではありません。

喫煙(タバコ)

噂の信頼性:★★★★☆(今すぐ禁煙しましょう!)

やめたいけどやめられない、最近は吸える場所も少なくなってきて・・・と肩身の狭い思いをしている男性も多いと思います。

そういう私も以前はヘビースモーカーでした。しかし、AGAクリニックに通って薄毛治療をするにもお金がかかるし、お金も浮くし禁煙しよう!ということですっぱりやめました。

喫煙が薄毛の原因となる理由は主に以下の4つです。

DTH(ジヒドロテストロン)の増加

血流が悪くなる

ビタミンが破壊される

悪玉コレステロールの増加

それぞれを詳しく説明します。

DTH(ジヒドロテストロン)の増加

DTH(ジヒドロテストロン)とは前述したとおり、男性型脱毛症の原因となる男性ホルモンですが、なんと喫煙者は非喫煙者に比べてDTH(ジヒドロテストロン)が13%増加することが、ハーバード大学公衆衛生学部の調査により判明しました。

つまり、タバコを吸うことで薄毛の原因物質を体内で増やしてしまうということです。

血流が悪くなる

タバコに含まれるニコチンは自律神経を刺激して血管を収縮させます。それによって血流が悪くなり、髪の毛が成長するために必要な栄養素が十分に届かなくなってしまいます。

ビタミンが破壊される

ニコチンは体内のビタミンを破壊します。栄養の吸収率を高めるビタミンCが破壊されることで、血行を正常に保つ効果のあるビタミンEの吸収が阻害されてしまいます。

悪玉コレステロールの増加

喫煙は中性脂肪の合成を促し、LDL(悪玉)コレステロールが増え、HDL(善玉)コレステロールが減少します。

LDLコレステロールが増えると人体はそれに対抗するためタウリンを生成しますが、タウリンの生成には髪の成長に欠かせないメチオニンというアミノ酸が消費されます。そのためメチオニンが不足した状態となり、薄毛になってしまうのです。

本気で薄毛を治したいなら禁煙をしましょう

このように、喫煙は薄毛にとっても良くありません。薄毛を治療したいのであれば禁煙が望ましいです。

しかし、喫煙によるストレスも薄毛に良くありません。禁煙外来を受診するなどしてストレスなく禁煙することをお勧めします。

ストレス

噂の信頼性:★★☆☆☆(科学的根拠は乏しいがストレス対策はしたほうが良い)

薄毛の原因としてよく言われるストレスですが、円形脱毛症の間接的な原因になるとは言われていますが、男性型脱毛症(AGA)の原因としては科学的根拠はありません。

しかし、ストレスが髪の健康に良くないことは事実です。詳しく説明します。

慢性的なストレスは血行不良の原因

血行不調は髪の成長に必要な栄養素を供給するうえで好ましくないということを前述していますが、慢性的なストレスも血行不良の原因となります。

強いストレスを慢性的に受けると血管が収縮して血行不良になります。ストレスに対処するには沢山の栄養が必要になりますが、生命維持に必要な脳や主要臓器に優先的に栄養素は送られますので、髪の毛の成長まで栄養素が行き渡りません。そのため脱毛に繋がるのです。

スポーツや趣味でストレス発散

ストレスから髪を守るためにもストレス発散法を持ちましょう。たとえば週に一度はスポーツをしたり、没頭できる趣味を持つといったことがストレス発散に効果的と言われています。

睡眠不足

噂の信頼性:★★★☆☆(薄毛の直接の原因ではないが、育毛には大切)

仕事が忙しく帰宅はいつも日付が変わってから・・・という男性もいるかもしれませんが、睡眠不足は髪の毛の成長にとって大敵です。

人は睡眠しているときに成長ホルモンが分泌されます。つまり髪の毛も睡眠時に成長するということです。睡眠不足は髪の成長にとっても良くありません。

入眠から3~4時間が重要

成長ホルモンは入眠から3~4時間の間に脳下垂体から分泌されます。つまり、この時間にしっかり熟睡することが髪の成長にとっても大切ということです。

一時期、22時~2時が睡眠のゴールデンタイムと言われていましたが、どうやらこれは間違いで、現在は入眠後3~4時間をゴールデンタイムとすることが一般的です。

男性型脱毛症(AGA)の原因まとめ

以上、男性型脱毛症(AGA)の原因にについて、対策法と合わせて説明しましたが、最後にまとめます。

男性ホルモン(DHT)によるヘアサイクルの乱れが最大の原因

薄毛は母方の祖父から遺伝する可能性が高い

毛穴に詰まった脂は薄毛の原因ではない

「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル(亜鉛)」を多く摂る食生活を心がける

喫煙(タバコ)は薄毛にも大敵!禁煙を心がける

スポーツや趣味で適度にストレス発散を心がける

睡眠不足は大敵。成長ホルモンが分泌されるのは入眠後3~4時間

The following two tabs change content below.
金井 伸一

金井 伸一

「ハゲ活」編集長。25歳で頭頂部から薄くなりあっという間に若ハゲになる。20代30代のほぼ全てをAGA治療に費やす。通院したクリニックの数は10以上。AGA治療に関するお役立ち情報をお届けします。

AGA治療おすすめクリニック

費用や治療内容を詳しい調査の元で比較し、さらに利用者の評判・口コミを元にしたおすすめクリニックです。

AGAスキンクリニック

AGAスキンクリニック

発毛実感率99.4%を誇る最大手!

月¥3,400円~気軽に始めるAGA治療

通院患者の発毛実感率99.4%

業界最多の全国51院で転勤・引越しでも安心

AGAヘアクリニック

AGAヘアクリニック

スマホ診察対応!通院不要でAGA治療が便利!

薬も検査も郵送でOK!通院不要で全国をカバー

国内初!デュタステリドのオリジナル薬を処方

治療費は月15,500円~とリーズナブル

湘南美容クリニック

湘南美容クリニック

美容整形大手がAGA治療に本格参入!

月¥3,000円~のオリジナル治療薬

医院数は全国50院以上で通院しやすい

ARTAS(アルタス)による自毛植毛にも対応

-薄毛対策・予防法

Copyright© ハゲ活 , 2018 AllRights Reserved.