ミノキシジルで体毛が濃くなる「多毛症」の原因と4つの対処法

投稿日:2017年10月23日 更新日:

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ミノキシジルを使用した人から「体毛が濃くなった」なんて声を聞くことがあります。また、これからミノキシジルの使用を検討しているものの「どのくらい体毛が濃くなるの?」「どのくらいの期間続くの?」と不安を感じている人もいるかもしれません。

ミノキシジルには発毛効果がありますが、その効果は頭皮だけにとどまりません。これはミノキシジルによる発毛効果が全身に影響を及ぼすためであり、「多毛症」と呼ばれるミノキシジルの副作用です。

ここでは、ミノキシジルによって体毛が濃くなってしまう仕組みや、どの部分がどのくらいの期間濃くなるのかについて、実際にミノキシジルを使用している筆者が自身の経験も交えて詳しく説明します。

また、「ミノキシジルは使いたいけど多毛症は避けたい」という人におススメの対処法についても説明します。

ミノキシジルで体毛が濃くなる理由

まず、なぜミノキシジルを使用すると体毛が濃くなるのか、その仕組みについて詳しく説明します。

ミノキシジルで発毛する理由

ミノキシジルは唯一発毛効果がある薬として、多くの人に使用されています。ミノキシジルで発毛する理由ですが、大きく分けて以下二つの効果があります。

  1. 血管を拡張し、血流をよくすることによって、毛髪に栄養を送りやすくする
  2. 小さくなった毛包を大きく深くして、軟毛化した毛髪を太い毛に成長させる

上記2つの効果により髪は太く長く成長するのですが、ミノキシジルは髪の毛だけではなく、その他の体毛にも作用してしまうのです。

「多毛症」という副作用のひとつ

このように、ミノキシジルを使うことで髪の毛以外の体毛も濃くなる症状を「多毛症」と言います。多毛症はミノキシジルの副作用のひとつです。

使用している人全員が濃くなるわけではない

ミノキシジルの使用で体毛が濃くなるかは個人差があり、元々体毛が濃い人はなりにくいです。ミノキシジルの効果は軟毛化した毛髪を太くさせるものなので、薄い人に比べて影響が少ないといえます。

下の文章は、ファイザー社が販売しているミノキシジル錠「LONITEN(ロニテン)」の添付文書の一部分です。臨床試験の結果として多毛症について書かれています。

Hair growth: About 8 out of every 10 patients who have taken LONITEN noticed that
fine body hair grew darker or longer on certain parts of the body. This happened about
3 to 6 weeks after beginning treatment. The hair may first be noticed on the forehead and
temples, between the eyebrows, or on the upper part of the cheeks. Later, hair may grow
on the back, arms, legs, or scalp. Although hair growth may not be noticeable to some
patients, it often is bothersome in women and children. Unwanted hair can be
controlled with a hair remover or by shaving. The extra hair is not permanent, it
disappears within 1 to 6 months of stopping LONITEN. Nevertheless, you should not
stop taking LONITEN without first talking to your doctor.

出典:https://www.accessdata.fda.gov/drugsatfda_docs/label/2015/018154s026lbl.pdf

赤文字部分には以下のようなことが書かれています。

ロニテン(ミノキシジル)を服用した10人の患者のうち約8人が、薄い体毛が濃くなったり長くなった

つまり、ミノキシジルを服用するとほとんどの人は体毛が濃くなるということです。

なお、服用するタブレットタイプに対して、頭皮に塗る外用薬タイプのミノキシジルでは多毛症が発症する確率は下がります。

大正製薬から販売されているリアップX5、およびリアップ5の再審査報告書によると、特別調査で3,072例中271例378件の副作用があったと報告されていますが、その内多毛症は1件のみ(0.03%)でした。

リアップX5、およびリアップ5の再審査報告書:http://www.pmda.go.jp/otc_reexam/2014/i20140702001/400059000_22100APX00105000_Q100_1.pdf

使用するミノキシジルのタイプによっても多毛症になる確率は変わってくるということです。

使い始めてどのくらいで濃くなり、どのくらい続く?

カレンダー

ミノキシジルを使い始めてどのくらいで体毛が濃くなるのか?どのくらいの期間その状態が続くのかについて説明します。

個人差はあるが、使用開始から3~6週間ごろ

前述した「LONITEN(ロニテン)」の添付文書には「服用開始から3~6週間以内に発症する」と書かれています。

ただし、発症する時期には個人差があります。1~2週間、または数ヶ月以上経ってから体毛が濃くなったという人もいるので、明確な発症する時期はありません。

使用している期間は体毛が薄くなることはない

ミノキシジルを使用している間は体毛が薄くなるということはありません。多毛症はミノキシジルの発毛効果が全身に作用して起きるものです。ミノキシジルの使用を続けている限り、体毛が薄くなるということはありません。

前述した「LONITEN(ロニテン)」の添付文書には「ロニテン(ミノキシジルタブレット)の使用をやめると発毛効果は止まるが、元の濃さになるまで1~6ヶ月かかる可能性がある」と記載されています。

多毛症によって濃くなる部分

ヒゲ

ここでは多毛症によってどの部分の体毛が濃くなるのか説明します。

全身の体毛が対象だが個人差がある

多毛症によってどの部分が濃くなるかについてですが、個人差があり実際に使用してみるまでどの部分に影響がでるかはわかりません。

全身の毛が濃くなる人もいれば、体の一部分だけ濃くなる人もいます。眉毛、まつ毛、ひげ、鼻毛、耳の産毛、胸、腕、手、足、指、陰毛、おしりの毛など、人によって部分的に濃くなったり濃くならなかったりさまざまです。

なお、リアップなど外用薬タイプのものは頭皮に塗るので、そこから近い部分の毛が濃くなる傾向があるようです。

妊娠中、授乳中にミノキシジルの使用で赤ちゃんが多毛症になる?

赤ちゃん

女性がミノキシジルを使用すると胎児は母胎、乳児は母乳を通してミノキシジルを摂取することになってしまいます。赤ちゃんはその影響を受けて多毛症になってしまうのかについて説明します。

妊娠中、授乳中のミノキシジルの使用は避ける

今のところ妊娠中、授乳中にミノキシジルを使用して赤ちゃんがその影響を受けたという報告はありません。しかし、妊娠中の女性に対するミノキシジルの使用についてはまだ十分な研究がされておらず、絶対に安全とは言えません。

女性用ミノキシジルとして人気のリアップリジェンヌですが、取扱説明書の「次の人は使用しないでください」という項目には以下のように記載されています。

3.妊婦又は妊娠していると思われる人、並びに授乳中の人。(妊娠中の使用については、安全性が十分確認されていません。また、ミノキシジルは母乳中に移行します。)

出典:http://www.taisho.co.jp/riup/regenne/product/

乳児は抵抗力も低く、多毛症以外の副作用が起きる可能性もあります。子供が多毛症になるリスクを下げたいのであれば、妊娠中と授乳中はミノキシジルの使用を避けましょう。

子作りには影響がないのか?

ミノキシジルを使用した男性が子作りをしても影響がないといわれています。しかし、子供に多毛症や他の副作用が出る可能性はゼロとも言えません。心配であれば、子作りの1~3ヶ月前には使用をやめましょう。

多毛症への対処法

アドバイス

多毛症の症状が出ても全く気にならないという人もいます。しかし、髪はフサフサにしたいけど体毛が濃くなるのは困るという人もいるでしょう。そんな人のために、多毛症への対処法をご紹介します。

濃度の低いミノキシジルに変える

ミノキシジルにはいくつかの濃度があります。例えば服用するタブレットタイプであれば、「2.5mg、5mg、10mg」の3タイプが一般的です。

濃度が高いほど発毛効果は高くなりますが、同時に多毛症など副作用のリスクも高くなります。もし、現在服用しているミノキシジルの濃度が高いものであれば、濃度の低いものに変えることで症状が緩和される可能性があります。

リアップなどの外用薬に切り替える

現在使用しているミノキシジルがタブレットタイプある場合、リアップなど頭皮に塗るタイプの外用薬に切り替えることで症状が緩和されることがあります。

タブレットタイプは成分が肝臓で代謝され、血液を伝って全身に作用するのに対し、外用薬タイプは塗布した頭皮とその付近に効果が限定されるからです。

ただし、外用薬はタブレットよりも発毛効果は低く、またタブレットタイプにはないアレルギー症状や頭皮のかゆみなどの副作用が起こる可能性があります。

脱毛をする

ミノキシジルはやめたくない、しかし体毛が濃くなることも避けたいという場合、脱毛という方法があります。最近では男性専用の脱毛クリニック等も増えています。費用はかかりますが、カミソリや毛抜きで処理する手間もありませんので、脱毛も一つの方法です。

ミノキシジルの使用を止める

最終手段として、ミノキシジルの使用をやめるという方法です。ただし、ミノキシジルの使用をやめると発毛効果もストップするため、髪は再び薄くなります。

まとめ

多毛症は体の各所の体毛が異常に濃くなる症状

多毛症はミノキシジルの副作用のひとつ

多毛症は、発毛効果が全身に作用することによって起きる

多毛症になる人の割合は内服薬タイプでおよそ80%、外用薬タイプで0.1%未満

体毛が濃くなりはじめるのはミノキシジルの使用を始めてから一般的に3~6週間

ミノキシジルの使用をやめれば体毛は再び薄くなる(元に戻る)

多毛症で体毛が濃くなる部分には個人差がある

妊娠中、授乳中はミノキシジルの使用は避ける

男性がミノキシジルを使用して子作りをしても影響はないが、子供が多毛症になるリスクを下げたいなら子作りの1~3ヶ月前には使用をやめる

使用するミノキシジルの濃度を低いものにすることで多毛症の症状が緩和される場合がある

タブレットタイプのミノキシジルを服用している人は、リアップなどの頭皮に塗る外用薬タイプに切り替えることで多毛症の症状が緩和される場合がある

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